ハーレーのオイルを交換する距離の目安は三千キロ
ハーレーの走行性能を良好に保つにはこまめなメンテナンスが不可欠です。部品の状態を確認することも大切ですが、何よりもオイルの汚れ具合には注意しなければいけません。
すべてのバイクはオイルが汚れると走行性能が著しく低下します。
汚れたオイルは車体の劣化を促進させ、遂には重大なトラブルに繋がる可能性も否定できません。愛車を長持ちさせるにはオイル交換を疎かにしてはいけないのです。
ハーレー用のオイルはエンジンに使うエンジンオイルの他、ギアの機能を正常に保つためのミッションオイルがあります。車種によってはプライマリー用のオイルも必要ですが、通常はミッションオイルと兼用なので、ハーレー用のオイルは二種類あると考えるのが普通です。
オイル交換のタイミングについて、一般的には約六か月ごとか走行距離が三千キロに達した時が良いとされています。オイルは一切ハーレーを動かさなかったとしても、空気に触れた時から次第に劣化します。
日本は湿度が高く、季節ごとの寒暖の差が激しいことからオイルが傷みやすい地域であることは否定できません。
そのため、約六か月が交換の目安とされているのです。走行距離についても同様であり、日本は停車と発車を頻繁に繰り返すことが多いのでオイルの劣化が早い傾向があります。
交換の目安である走行距離が三千キロとされているのは日本の道路事情を考慮した結果です。いずれの場合も汚れたオイルをそのまま使い続けていると愛車が故障する原因になるので速やかに交換するのが賢明ですが、素人作業ではオイルにごみなどの異物が混ざる可能性があるので決して安全ではありません。
不測の事態を避けるにはプロの技術者にオイル交換を依頼するのが無難な方法となります。